2024.01.12

娘のこと

娘がカナダに留学して9ヶ月。

留学も終了したので、娘とロサンゼルスで待ち合わせて家族旅行で旅行することにしました。

夫と私は羽田からロスへ。

自分自身に自信が無かった娘は、海外生活で何かしら自信を持つことができたようでした。

人と比べて出来ない、人より劣ること、容姿にも自信がないことに引け目を感じていたようですが、人と比べる必要もないことに漸く気付いたそうです。ありのままの自分で良いと。

カナダの方々は、娘の人格を認めてくれて、語学力のないことも含めて全て受け入れて優しく接してくれたそうです。

最初の3ヶ月は語学学校、残りは大学に。

語学力が身に付いた云々よりも、自信を持てたことが何よりの収穫だと思います。

最近の若い子は、自己否定型が多いように思います。娘もその一人でしたが、見違えるように自信に満ちた娘に再会することが出来ました。

中学、高校の時に海外にテニスの試合で私と二人で行った時に、試合前に練習相手を見つけなければいけない時もモジモジしていた姿が記憶に残ってましたが、今回は自ら何でも話しかけて聞けるようになっていました。

以前は自信の無さからか、猫背気味でした。

何度注意してもダメだっのが、カナダに行ってからお友達に注意されたようで、それも直っていました!

幼稚園から続けたテニスは、小学校低学年から本格的になり週6日もテニスクラブに通ってました。

軽く軽食を摂り、夜の6時から9時までのテニスレッスン、レッスン後に残ってサーブの自主練を30分、自宅に戻ってから家の前での素振り、夕飯は夜の10時近くからなんて生活が小学校、中学校と続きました。

高校も大学もテニス三昧でした。

好きでテニスで始めたものが、辞めたいと言ったことは有りませんでしたが、きっと時には辛いこともあったと思います。

それでも辞めずに続け、大学3回生の夏のインターハイのダブルスでは、予選から勝ち上がり、全国大会ベスト8まで残る事が出来ました。

留学先の大学のクラブでテニス部に入り、男子学生とも打ち合え、楽しいテニスが出来たそうです。「テニスをさせてくれて有難う!心から感謝してます!」と初めて言ってくれました。

テニスをしてたおかげでコミュニケーションも広がったようでした。

テニスを教える代わりに、英語を教えてもらったりもしたそうです。

留学を決めたのは本人で、自分で全ての準備、手続きを進めました。

テニス三昧生活で勉強もそこそこにしかしてきませんでしたが、今回はよく勉強しました。

人から言われて勉強するのではなく、自ら決断したことの違いは大きいですね。

カナダの大学生は日本人の学生よりはるかに必死に勉強しているそうです。

娘はテニス三昧の生活でしたので、勉学に励む学生が周りに少なかったのでしょうね。

勉強に向き合う姿勢が全く違い、娘も感化され勉強を頑張ったようでした。

カナダで体験した全てがこれからの人生を大きく左右することになるでしょう。

「可愛い子には旅をさせよ!」とはよく言ったものですね!