2022.08.20
夏休みの終わりの思い出
夏休みの最後は、
南禅寺にある、瓢亭に友人と二人で訪れました。
朝から何とも贅沢な時間で、
一棟ずつ独立した茶室にてのお食事で、
7月、8月の2カ月間だけの限定の朝粥でした。
友人はフランス在住でコロナの為、3年ぶりに来京でした。京都が大好きで、私よりも遥かに京都を知り尽くしています。
いつも素敵な所をネットで探していて、彼女が行きたい所は、いつも大当たりなのです。
そして、彼女はいつも新鮮な風、出逢いをもたらしてくれます。
ブランド立ち上げの時も応援して支えてくれました。航空会社勤めの時代からのお付き合いで早30年程になります。
フランスに住んで長くなっている彼女は、
フランス人に良い意味で感化され、人生を豊かに暮らし、愉しんでいるようです。
そして日本文化にも精通し、フランスでフランス人にお茶を教えています。
以前、お茶会に行った時も彼女のお誘いでした。今回の歌舞伎も彼女のお誘いでした。
普段は仕事ばかりで、週に2回のテニス以外は工房に篭りっぱなしなのです。
美しいものを作っているので、美術館に行ってたり、美しいものを観る方が良いと尊敬している方にも言われています。
心掛けて行くようにはしていますが、なかなか行けてないですね〜。
基本的に出不精なので、お誘いが無いとあまり出掛けないのです。
今回の瓢亭の朝粥もとても美味しく、雰囲気も良かったです。
京都の夏に観光にいらっしゃる時は、こちらはかなりおススメです!
瓢亭の直ぐ近くに無鄰菴(山縣有明の別荘)に立ち寄りました。
日本の名勝にも選ばれており、小川治兵衛による綿密に計算され尽くしたお庭です。
お抹茶を一服いただきながら、ぼんやりと美しい庭を眺めました。
夏使用のガラスの器に冷たいお抹茶が点てられ、見た目も涼やかでした。
開けっぱなしの障子からは、心地良い風が入って来ていました。
一瞬ですが、京都の夏を友人と二人愉しむ事が出来ました。
良い夏休みの思い出となりました。