2022.01.05

久しぶりに両親とお正月

久しぶりの実家。

だんだんと両親が年老いていく。

82歳の母と87歳の父。

最近、父の足腰が凄く衰えてしまって、、、、。

スポーツマンだった父が立ち上がることさえも必死に掴まり立ちに。

どうにか立ち上がって歩く時は部屋の中でも杖をついてゆっくり、ゆっくりとすり足に。

身体が思うように動かなくても着替えも自分でし、トイレ、お風呂も介助なしでできる。

父はやることを諦めないだけで、普通は介助してもらうレペルかと思う。

幼少期に戦争を体験したので、食べ物もままらない時代を過ごし、父親を早くに無くし苦労したので、根性は半端なく弱音を吐かない性格。

私が作る料理が美味しいと、喜んで食べてくれた父の食べる量もぐっと減ってしまっていた。

お酒が好きで毎晩、晩酌をしていたのが、最近2日続けてしなかった日があったと母が心配そうに話した。

腎臓の機能が低下して足もパンパンに腫れ上がっていた。

そんな身体にも関わらず、夜眠る前に母の布団に乾燥機を掛けてあげて、温かく眠れるようにしてあげてた。

それも毎晩必ず忘れることなく。

年老いて互いに労わる夫婦愛を感じた。

80歳を超えて母も断捨離を頑張っているようで、今回は私も手伝って沢山処分した。

私はなかなか物が捨てれない方だが、人のは結構パンパン擦れてるものだと思った。

物にはその時の思い出があるので、なかなか捨てれないものですよね。

遠く京都に住んで、普段何も構ってあげれなく、こうして久しぶりに会うと、何だか切なく申し訳ない気持ちになった。

帰りの別れ際に満面の笑顔で「今年は良い正月だった!」と。

どうかいつまでもお元気で!と祈るような気持ちでタクシーに乗り込んだ。

諫早からの帰りの電車で昔見慣れた景色を眺めながら何故か切なく涙が止まらなかった。マスクがあって良かった、